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居酒屋 もみじの木は、広島県廿日市市の宮島口、JR宮島口駅と広島電鉄宮島口駅のどちらからも徒歩すぐの場所にある小さな店です。世界遺産・厳島神社で知られる宮島へ渡るフェリー乗り場へ向かう道沿いにあり、観光の行き帰りにふらりと立ち寄っていただける立地にあります。昼は旅の途中の一食を、夜は仕事帰りの一杯を、同じ店でありながら時間帯によってまったく違う表情を見せてくれるのが、この町で商いを続けてきた私たちの日常です。
当店が何より大切にしているのは、宮島口という土地に根を張った店であるということです。目の前を通り過ぎていく観光のお客様だけでなく、この町で暮らし、働く人が「今日はここで一杯やろうか」と気軽に思える場所でありたいと考えてきました。そのために、値段はできるだけ身近に、量はきちんと、そして何より料理は毎日同じ味で出せるように心がけています。特別な日にだけ来る店ではなく、ふだんの延長線上にある店でありたいというのが、開店から変わらない私たちの姿勢です。
1階と2階をリニューアルし、2階には50席ほどの広間もご用意しています。一人で扉を開けていただくのも、家族や友人と囲んでいただくのも、どちらも歓迎します。忘年会や歓送迎会など団体でのご利用もご相談を承りますので、人数やご予算が決まりましたら、お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。
あなごめしは、宮島口・宮島エリアを代表する郷土の味です。穴子を開いて蒲焼きにし、甘辛いたれを絡めて、同じたれを含ませた温かいご飯の上にのせる。シンプルな料理だからこそ、仕入れと火入れのわずかな違いがそのまま味に出ます。表面は香ばしく、中はふんわりと。箸を入れたときに身がほろりとほどける状態が、私たちの考える一番おいしいあなごめしです。
そのまま召し上がっていただくのはもちろん、薬味の山椒や柚皮を少し添えると、香りがふっと立ち上がり、最後まで飽きずに召し上がっていただけます。
昼の時間帯はあなごめしを中心に、夜は居酒屋の一品としてもお出ししていますので、お酒を飲みながら少しずつつまむこともできます。瀬戸内産の穴子を使ったお弁当をご用意した時期もあり、季節ごとのお知らせはブログでご紹介しています。
店では若女将の和香がお客様をお迎えしています。がっつり食べたい日もあれば、少しだけ飲んで帰りたい日もある。その日の気分に合わせて、広島の地酒の中から一杯を選んだり、飲みやすいものをおすすめしたりしています。初めての方には、料理に合うものを一つずつお出ししながら、好みを探っていくこともあります。
広島は西条の酒蔵をはじめ、良質な日本酒の産地として知られる土地です。当店では、そうした広島の蔵元の銘柄を中心に、季節ごとに少しずつ顔ぶれを入れ替えながらご用意しています。冷やで香りを楽しむのもよし、ぬる燗で米の甘みを引き出すのもよし。お酒の温度を変えると、同じ一本でも驚くほど印象が変わります。そんな発見を、ぜひ食卓の上で味わっていただきたいと思っています。
お酒に合わせる小料理も、宮島口ならではのものを意識して揃えています。瀬戸内で獲れた魚介や、広島名物の牡蠣など、その時期に一番おいしいものを仕入れて、あなごめしの合間に出せる一皿に仕立てています。観光の一日の締めくくりにも、町のいつもの夜にも、どうぞ気軽にお立ち寄りください。